今回は山というより森へ。
我が幼なじみのシゲが不在のため、ハイテンションハイキングではないです。
シゲがいるからこそのハイテンションハイキングなのです。
だから今回は峠のtopからあるく尾根歩き。
佐々里峠から小野村割岳という931mの頂を目指します。
歩き出しの佐々里峠はおよそ730m。で、頂までは200mの標高差。
簡単な尾根歩きと…完全にナメてましたね。
とにかくこの峠から出発。
メンバーはマンちゃんと、ヨッピと、コイちゃん。と、ボク。
ココは芦生の森という場所。
大正10年より、京都大学農学部の研究演習林として保存されてきたらしい。
いわば、手つかずの太古の森がここには広がっていると言っても過言ではない。
人々は奇跡の森…と呼ぶとか、呼ばないとか。。。
ま、そんな事は置いといて。歩き出し。
今回の山、いや森は非常に深いので装備もバッチリである。
少しあるくとこんな風景。
マンちゃんがふざけます。お茶目な最年長。
この日は天気はイイが寒かったので、薄氷。
すでにこんな風景でテンションが上がりっ放しです。
さて、ココでもルートチェック。
たまにある、ルート標識。
何が書いてあるか不明。
写真を撮りながら、先へ進みます。
が、見所満載でなかなか前へ進めません。
で、しばらく行くと…雷杉。
ビシっと雷にやられたようですね。
内部は空洞の上真っ黒こげ。
凄いですよ。コレは。マジで。
次の見所は、エイリアン杉。
木に寄生する感じがエイリアンなのか?
う〜ん。。なんか不思議。
しかしエイリアンって呼び名はどうかと思います。
先を急ぎます。
で、ゆっくり歩いて約3時間。
山頂に到着。
小野村割岳931mです。
ヤッター!!
特に展望も無いので、あまり達成感がわきません。。
赤いポストも意味が不明です。
とりあえず。山ラーメン&コーヒーの至福のゴールデンタイム。
とにかく、いつものように…だらだら〜だらだら〜。
この時間が最高に気持ちいいのです。
すると、ナイスミドルなお姉様方パーティ10名様が登頂されてきました。
それまで、僕らの声か小鳥のさえずりしかなかった山頂が一気ににぎやかになりました。
一通りしゃべり倒されたナイスミドルご一行様は、瞬く間に山頂を後にされました。
まるで嵐が過ぎ去ったかのように。
嵐の後の静けさが、妙にさみしくなり僕たちも下山する事に。。。
さて下山。
来たコースを戻ります。
が、実はこの後。
写真にはないですが、我がパーティは途中でルートを外れてしまいます。
最初からわかってましたが、この山は目印のテープが少ないのです。
じつは、尾根から少し外れて歩いてしまってました。
途中であまりにも道がわかりづらいため、立ち止まり…
4人で悩んでコースを探しているときに、山頂で会ったナイスミドルのお姉様が向こう側に見えました。
道を外した僕らにミドル姉さんが一言。『あんたら!そっちとちゃうで〜!!』と。まさしく神の一声。
ミドル姉さんの姿が見えなければ、我々は道無き道を行くところでした。
ほんとに遭難の危険がすぐ隣にありました。
とりあえずコースに戻れた我々は最終目的の杉の巨木を見に行きました。
ちいさいコイちゃんが、より小さく見えます。
で、ようやく車のところまで、無事帰還しました。
いやはや。道に迷う事というのは、ほんとに些細なところで発生する事を思い知らされました。
イイ経験になりました。
戻って来れてよかったと思いました。
でももっかい行きたいくらいイイ所でした。
関西の秘境と呼ばれる所以が少しわかった気がします。
では、最後にすすきの写真。
でわ。また。